第2回「実りの多い」を作ってみよう!
2015年5月7日
こんにちは。生まれも育ちも豊島区長崎3丁目。井川塾・塾長のイカワです。
今回も、小学生・中学生・高校生・浪人生が"知って得するお話"をしたいと思います。
主婦・シニア・社会人の方にも、気楽にお楽しみいただければ、幸いです。
さて、だれでも知っている【 fruit [フルートゥ]】という単語があります。
日本語では、「フルーツ」と言います。「フルーツ」と言う代わりに「果物(くだもの) 」とか「果実(かじつ)」とも言いますし、やや古風に聞こえる「水菓子 (みずがし) 」という言い方もあるんですね。
実は、fruit という語は、「実 (み)」や「成果」といった意味も表すことができます。
そこで、問題です。
問題 「実りの多い」という意味の形容詞は、何ですか?
ヒント fruit の後ろに、何かを付けると、正解が出ます!
さあ、親子で、考えてみてください!
ちょっと問題が難しかったですか?
それでは、塾長が、レクチャーしましよう。
正解fruitful
fruit に 【 ful [フル]】を付けると、【 fruitful [フルートゥフル]】という形容詞になります。
この "ful" は、「満ちた」という意味を表します。
要点 ful = 満ちた
fruit (成果) + ful (満ちた) = 「成果に満ちた」すなわち、「実りの多い」という意味になりますね。
たとえば、
と言えば、「実り多いディスカッション(収穫の多い議論)」のことです。
最後に、余談ですが、
という単語と混同しないように気をつけてください。こちらは、楽器の「フルート」です。高校生でも、混同してしまう生徒が、毎年いますからね!